Canon EOS 80Dを半年使ってのレビュー、評価、作例、比較
こんにちは。
このブログを始めるきっかけにもなったキヤノンの一眼レフ、EOS 80Dを購入して半年が経ちました。
素人の自分が買った初めてのカメラですが色々なものを撮ったりしてある程度カメラの知識も身についてきたと思います。(多分)
それとこのブログを検索で見て頂いている方の半数が以前書いた80Dレビューの記事なんです。
今回は見て頂いている方のさらに参考になればと、詳細のレビューや素人でもこのカメラでこんな写真が撮れるよ!っていうのを書いていきます。
※2019年12月に90Dに買い替えました。
下記に述べているイマイチな点も全て改良されているのでよろしければご覧ください。
はじめに
おそらくなんですが80Dについて検索している人は80Dを購入検討している人だと思います。
その80Dを購入する方の大半は自分のような初心者か、Kissシリーズからのステップアップかなと。(勝手な推測)
なので購入の際に悩むと思われるKissシリーズとの違いや、他のカメラとの違いについても書いていきます。
Canon EOS 80Dとは?
キヤノンのラインナップの中ではミドルクラスに属するモデルです。
2420万画素、45点オールクロスAF、連写速度秒間7コマなど必要十分なスペックを備えた、まさにミドルクラスのモデル。
発売から3年が経過していますがその分価格もこなれてきて、エントリークラス+αの金額で買うことが可能です。
またボディのみも含めるとキットのバリエーションが4種類あり選択しやすいのも特徴です。
80Dのいい所
サイズ・重さが絶妙
最初購入するときはエントリーモデルと比べて大きい・重いので初めてカメラを買う自分が使いこなせるか不安でしたが、実際使っていくと持ちやすく適度な重量で使いやすいことがわかりました。
ただ大きさ、重さは個人の好みもあるので何とも言えないのですが・・・
45点のオートフォーカス、秒間7コマの連写
これは動きもの(飛行機とか車)を撮るときに便利です。
キヤノンの現行一眼レフだとこれを上回るのは1DX MarkⅡと7D MarkⅡと5D MarkⅣだけ。
オートフォーカスのポイント、連写コマ数は多いほどシャッターチャンスを逃しにくくなります。
飛行機とかモータースポーツ、野鳥なんかを撮りたいけどあんまり高いのは・・・って方でも十分なスペックかと思います。
実際自分もモータースポーツや飛行機を撮りましたが満足行く写真を撮ることが出来ました。(写真は後ほど)
本格的な見た目、操作性
全然性能とは関係ないんですが80Dは右肩部にサブ液晶が付いていたり、ボディ本体もそれなりのサイズがあるのでぱっと見高級な一眼レフに見えるので満足感が高いです。(笑)
それと下のクラスにはないサブ電子ダイヤルや親指AFをするためのボタンの配置の良さなどがあるので操作が非常にやりやすいです。
ファインダーの見やすさ
これも下位機種にはない視野率100%のペンタプリズムファインダーが採用されてます。
下位機種はペンタダハミラーなんですがファインダーの見やすさがほんとに違います。
一眼レフである以上ファインダーを見ながらの撮影がメインになりますので見やすいファインダーがやっぱりいいです。
防塵防滴構造
これも下位機種には採用されていません。
実際雨が降ってるシーンでは使ったことないですけど、ないよりはあった方が。
80Dのイマイチな所
高感度に弱い
センサーサイズの問題もありますが常用ISO感度が最高でも16000と最新機種から比べても少し低め。
夜景の手持ち撮影ではちょっとノイズが入り気味になります。
Bluetoothがない
個人的には不満がないんですが。
WiFiのみでスマホに画像の転送、リモート操作、ライブビューの映像をスマホに飛ばせるといったことはできます。
Bluetoothの方が接続の手間がないそうなんですが80DのWiFiのみも特に不満は感じないです。
4K動画は撮れない
自分は動画はほぼ撮らないんですが今では結構当たり前の4Kは撮ることが出来ません。
80Dは出た当初は動画撮影に優れていると評判でしたが今ではその点で若干見劣りします。
他機種との比較
ここでは80Dを購入する際に悩むであろう(自分も悩んだ)機種との比較です。
キヤノン EOS Kiss X9、X10
エントリーモデルであるX9、X10。
どちらも軽量、コンパクトが最大の売りです。
正直これと80Dを直接比較して悩む方はいないと思いますが・・・
サイズ面以外の大きな違いはAFポイントが9点、連写が秒間5コマと動きものを撮るには役不足感が否めません。
ただX10はライブビュー時の瞳AF、4K動画撮影など80Dにない機能もあります。
風景や人物撮影がメインで軽量で小さいのがいい方はX10ですかね。(安いし)
キヤノン EOS 9000D、X9i
X9iと9000Dは性能は同じで外装が違うほぼ兄弟機です。
特に9000Dは自分も購入の際一番悩みました。
価格も実売だと1万円しか違いませんし。
より本格的なカメラなら80D。軽量にこだわりたいなら9000Dといった所です。
キヤノン 7D MarkⅡ
キヤノンのAPS-Cフラッグシップ。
AF性能や連写性能は80Dの上位互換です。
価格も安くなっていますので競合の対象になります。
ただWiFiがなかったり、重量も1キロ近いのでスポーツや飛行機撮影をメインとしないなら80Dで十分だと思います。
キヤノン 6D MarkⅡ
キヤノンのフルサイズエントリーモデル。
性能も80Dとほぼ変わりありません。
ネックは値段。
80Dの倍以上しますので初心者が最初に買うにはちょっとハードルが高いかもしれません。
どんな写真が撮れるの?
ここではこの80Dを使ってどんな写真が撮れるのかというのを紹介していきます。
あくまで素人の撮影なので作例というよりイメージとして参考にしていただければ。
ちなみにレンズは以下のもの。
・EF-S18-135mm IS USM(キットレンズ)
・タムロン SP 70-300
・EF 50mm F1.8 STM
桜。
下のは望遠レンズを使ってアップで写したものです。
手前の花を強調して一眼レフならではのボケになってます。
これもボケを強調した菜の花。
動物園の動物たち。
望遠レンズがあれば遠くにいる動物もぐっと近づけて撮ることができます。
飛行機。
一眼レフ買ったら撮ってみたいって人は多いんじゃないでしょうか?
望遠レンズ必須ですがこれもこのように撮れます。
モータースポーツでの流し撮り。
流し撮り完全初心者の自分ですが、カメラの性能のおかげでこのような感じで撮ることができました。
まとめ
80Dのレビューを書かせていただきました。
大きな特徴というのがない80Dですが、その分扱いやすく初心者でも手が出しやすいカメラになってます。
ぜひ初めてのカメラに検討してみてはいかがでしょうか?