APS-C一眼レフの標準レンズ?SIGMA 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSMレビュー!
こんにちは。
今回は新しく購入した、シグマの17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM(以下17-70mm)のレビューになります。
シグマ17-70mmについて
シグマ17-70mmはAPS-C一眼レフ用のレンズです。
17-70mm(フルサイズ換算27.2-112mm)の焦点距離とF2.8-4のそこそこ明るいので標準ズームレンズに丁度いい仕様となっています。
今回は中古でいいのがあったのでそれを購入しました。
新品でもお手頃な値段です。
レンズ外観
外観。
それなりにコンパクトなレンズです。
鏡筒よりレンズ面の方が直径が太くなっています。
シグマのContemporaryラインというのもあり、プラスチック外装でお世辞にも 高品質とは言い難いですが・・・
スイッチは手振れ補正、フォーカス切り替えのみ。
シグマの100-400であるようなカスタムスイッチはありません。
レンズフード装着、テレ端まで伸ばした状態。
鏡筒は二段階に伸びます。
そのせいかズームリングはそんなにスムーズではない気も。
キヤノンの18-135mmとの比較。
長さも短く、鏡筒も一回り小さいです。
ただ前述のようにレンズ面がキヤノン67mmに対して、シグマは72mmなので実際の直径はシグマの方が大きくなります。
シグマ17-70mmのメリット
寄れる
MACROが付いているように本格的なレンズには劣るもののかなり寄れます。
最短撮影距離は0.22m、最大撮影倍率は1:2.8。
テレ端でも0.22mは変わらない?ので非常に便利。
こちらは普通に撮ったガンプラ。
ここまで寄れます。
テレ端だとワーキングディスタンスは3~4cmくらいしかないです。
標準ズームレンズでここまで寄れれば十分すぎます。
ホンダコレクションホールにあるエンジンのカットモデルにも寄ってみました。金属の質感の表現もいい感じ。
丁度いい焦点距離、明るさ
17-70なのでほぼほぼフルサイズの24-105 F4と同じ感じで使えます。
そもそも自分は標準ズームで18-135の高倍率を使っていますが、それよりもコンパクトで気持ち明るいこのレンズをメインで使っています。
発色がいい
JPEG撮って出しでも綺麗な発色をする気がします。
あくまで個人的な感想ですが・・・
シグマ17-70mmのデメリット
周辺減光が強い
広角、開放に近いほど周辺減光が強いです。
それなりに(F8ぐらい)絞ってもまだ周辺減光あり。
現像時に全然消せるので気にならないといえば気にならないんですが。
フルタイムマニュアルフォーカスではない
せっかくマクロ機能があるのにフルタイムマニュアルフォーカスに対応していません。
なので最初からマニュアルフォーカスで合わせるか、オートフォーカス任せにするかしかありません。
F2.8が使えるのは実質広角端
F2.8-4のレンズですが2.8の開放が使えるのは20mmまで。
それ以降は
・20mm~ F3.2
・27mm~ F3.5
・45mm~ F4
となります。
実質F4通しのレンズと思った方がいいかも。
AFは速くない、うるさめ
AFは速くないです。
というより普段使うレンズがキヤノンの18-135、100-400なのでそれと比べたらの話ですが・・・
動体撮影でもなければストレスは感じないかと。
AFの駆動音は静かとは言い難いかな・・・
写真なら気になりませんが動画だと微妙かも。
作例
このレンズで撮った作例を適当に載せていきます。(全てJPEG撮って出し)
マクラーレンMP4/4ホンダ。
マルボロレッドって純粋な赤じゃなく蛍光レッドなんですがきっちり再現出来ています。
ネモフィラ。
これも思った通りの水色。
チューリップ。
これも発色良くていい感じです。
まとめ
SIGMA 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSMのレビューでした。
デメリットな部分もありますが、値段も手頃で使いやすいレンズなのでAPS-Cの一眼レフを持っている方には是非オススメです。