初めての一眼レフにちょうどいいのは?Canon EOS 90DとEOS 9000Dを比較!
こんにちは。
以前に自分の持ってたキヤノンの80Dとその購入時に悩んだ9000Dの比較記事を書いています。
この記事が結構見ていただいている記事でして80Dの後継で90Dが出た今、この2機の比較をしてみようという記事になります。
90Dと9000Dについて
90Dと9000Dはどちらもキヤノンが出しているAPS-Cセンサー搭載の一眼レフカメラになります。
90Dはミドルクラス、9000Dはエントリーモデルに相当するカメラになります。
90Dの特徴
9000Dと比較した90Dの特徴を述べていきます。
高画素
9000Dと比較して40%増しの約3250万画素になっています。
画素数=高画質ではないですがより繊細な表現が可能になっています。
高速連写
90Dは先代機の80Dと比べて大幅アップした秒間10コマの連写が可能になってます。
9000Dは秒間6コマですので、スポーツなどの動体撮影に強くなってます。
ペンタプリズム、視野率100%ファインダー
9000Dは構造が簡素なペンタダハミラーですが、90Dは上級一眼レフの証ともいえるペンタプリズムのファインダーを採用しています。
また視野率も9000Dと違い100%を達成しているのでファインダーから見たそのままの構図で撮影が可能です。
映像エンジンが1世代新しい
映像エンジンが9000DはDIGIC 7、90DはDIGIC 8です。これによって処理速度や後に述べる4K動画などの撮影が可能になってます。
4K動画が撮影可能
90Dになって4K動画が撮影可能になりました。
すでに発売されている下位機種のKiss X10でも4K撮影が可能ですが90Dの特徴はクロップなしでの撮影が可能なこと。
これにより広角レンズの特徴を生かした撮影も可能になってます。
ライブビュー撮影時の瞳AF
もはやミラーレス機では当たり前ですが90Dにも瞳AFが搭載されました。
ライブビューのみの機能ですが・・・
バッテリー持続時間が大幅アップ
80Dから90Dに進化した際に撮影枚数が大幅に増え、ファインダー撮影の常温時で1860枚可能です。
9000Dの600枚と比べると約3倍です。
防塵防滴
80Dから引き続き防塵防滴構造が採用されています。
防水ではないので注意が必要ですがあると安心。
9000Dの特徴
軽量・コンパクト
90Dと比べて200g軽く、一回りコンパクトになっています。
一眼レフを初めて購入する人は、大きさと軽さは重要なポイントになるので大きなメリットです。
価格が安い
90Dは出たばっかりと性能が上がったのもありますが同じ18-135レンズキットで9000Dと倍近い値段の差があります(2020年1月現在で90Dが約20万円、9000Dが約10万円)。
ダブルズームキットがある
90Dは高倍率ズームキットのみですが、9000Dはダブルズームキットも選択可能です。
個人的には高倍率ズーム派ですがダブルズームキットが選べる選択肢が多いのはメリットかなと。
初心者におすすめなのは?
以前の80Dと9000Dの比較では性能も価格も大差ない2機でしたので「本格的なカメラが欲しいなら80D、軽量コンパクトがいいなら9000D」と結論付けてました。
ただ80D→90Dで性能も価格が大幅に上がったことにより2機のポジションが明確に分かれたように思います。
9000Dも画素数と連写性能以外はカメラの基本性能は十二分です。
もちろん90Dが初心者に使えないことはないですがなかなか初めてのカメラに20万円出せる人は少ないんじゃないでしょうか?(今は90D持っている自分ですら初めて買うときに20万は出せない・・・)
最新のカメラでなおかつ、連写性能が欲しいという人以外は9000Dがベストでないかと思います。
まとめ
90Dと9000Dの比較でした。
80Dの時と違いあまり悩む人はいないかと思いますが、もし検討している方がいれば参考にしていただければと思います。
※2020年7月1日追記
9000Dの実質後継となるKiss X10iが発売されました。