初心者向けのカメラって何なのか?
こんにちは。
春になり、新生活のスタートでカメラを買われる方もいらっしゃると思います。
でも実際は何のカメラを買えばいいか初めてカメラを買う人はさっぱりわからないことがほとんどだと思います。
今回は自分の経験も含めて初心者向けのカメラについて解説していきます。
そもそも初心者向けとは?
自分もそうなんですが初めて一眼レフやミラーレスを買われる方ってだいたいそのメーカーの一番安いクラスのものが最初候補になると思います。
キヤノンだったらEOS Kiss X9。
ニコンだったらD3500。
富士フィルムならX-A3。
このあたりが最初候補になるかと思います。
なんでかって?
家電量販店もネットの検索も最初に買うカメラって言ったらこのあたりが絶対出てくるからです。
実際自分もそうでしたから。
でもメーカーが初心者向けやエントリークラスに設定している物って基本的には1番安いものか2番目に安い物がほとんどです。
そりゃ初心者の人だったらまずは一番安いのから見ていきますからね。
メーカーが初心者向けに設定するのも当然な訳なのです。
初心者向けのカメラ=初心者が買うべきカメラじゃない?
ここまでを踏まえて自分が買ったカメラはこちら。
キヤノンのEOS 80Dですがカメラのランクとしては中級クラスに位置するもので、初心者向けとは設定されていないもの。
実はメーカーのエントリークラスの物でも十分な写真を撮ることが出来ます。
というよりエントリークラス~ミドルクラスのカメラでは画質の差はほぼありません。
実際、前述のキヤノン kiss X9と私の80Dでは画質を決める画素数、光を取り込むセンサーサイズは全く一緒。カメラの頭脳である画像処理エンジンはむしろX9が一世代新しくなってます。
じゃあなんで高いカメラ買ったのよ?となると思います。
安いカメラとの違いは動くものに強いこと。
基本的にはエントリークラスに比べてオートフォーカスの性能、連写性能が上げられています。
モータースポーツの撮影や飛行機撮影、野鳥の撮影などではこの性能が必要になってくるのでエントリークラスのカメラでは不十分なところが出てきたりします。
自分はモータースポーツと飛行機を撮りたいと思っていたので80Dを購入しました。
このように撮りたい目的が動くものだったりするとエントリークラスを購入するのは正解ではなかったりします。
予算問題
カメラだって正直安くはありません。
エントリークラスの物だって5万円くらいからが相場になります。
カメラの場合上級者向けの物でも写真が撮れないってことはありません。(うまく撮れるかは別)
前述の動くものに対する強さだったり、センサーサイズによるよくボケる写真だったり基本的には高いほど性能が良くなります。
要はお金をかければかけるほどいい写真が撮りやすくなるのです(笑)
ただ普通の人であれば予算にも限度があると思います。
初めてカメラを買う人ならなおさら。
自分の80Dも動体撮影に関してはもっと良いカメラがありますが、予算の関係で80Dが限度でした。
これから始めようとするものにいきなり20~30万とかかけられる人は中々いないかと。
このようなことから予算の上限で購入できるものをおすすめします。
初心者向けのモデルのメリット
ここまでの話だと高いカメラ買っとけよ!って言ってると思いましたよね?
でも初心者向けのカメラにもメリットはあります。
一番のメリットは小さく軽いこと。
基本的には性能が上がれば上がるほどカメラは重く、大きくなっていきます。
最初にカメラを買うのに小さいことは重要になってくるかと思います。
せっかく高いカメラを買って重さが嫌になって持ち歩かなくなったら本末転倒ですよね?
購入時には大きさ、重さをチェックすることも重要です。
まとめ
ここまで書いといてなんですが、万人におすすめできるカメラなんか存在しません。
はい、投げやりです(笑)
いや、割とまじめに自分もそうですが目的によってどのカメラがおすすめかというのがバラバラなんですよ。
何も考えずエントリークラスのカメラを買っておくと後悔する可能性もあるので。
まずは、撮りたい目的をはっきりさせること。
それと実際に店頭でカメラを触ってみて大きさ、重さを確認すること。
この2つが重要になります。
それを踏まえて自分に本当にあったカメラを購入していただければと思います。